手作り石けんを作って、使ってそろそろ丸5年です。
使い始めて半年もかからず脱ステ(デルモベート)にも成功し、健康な人よりつるつるお肌になれたのは
石けんのおかげ以外のなにものでもないと思います。

「それ、どうしたの?!」とびっくりされたこと、いろいろ言われて顔では笑ってても
心で号泣してたこと、
次から次へと出てくる聞いたことのない名前の肌の病気に「この肌はハズレをひいたんだ」と嘆いたこと、
「妊娠中になにを食べてたんやろ?」と母を呪ったこと、塗っても飲んでも治らない薬に絶望したこと、
組織を見るために皮膚を削ったらハラハラと落ちて、思わず医者が足をひっこめてるのを見て
「汚いの?」とガッカリしたこと、「治りません。でも死にません」と言われたこと、
「あの人よりはマシ」「私の方がひどい」と不幸比べしていた毎日、
家族の理解なんてなくてせわしなくボリボリ掻いてる姿を笑われたり、
どんなにツライかを訴えても「わからん!」としまいには怒られたりして悲しかったこと、
どこかに治してくれる医者がいるんじゃないかと皮膚科をさまよったこと、
全部がウソみたいです。
今、私がアレルギーをたくさん持ってることに気付く人はいません。
「かわいそう…」なんて同情されることもありません。
「性病と違うか」とからかってくるバカもいません。

精油のパワーには親子で驚いてる最中。
私はアレルギーに。
息子はにきびに。
ダンナはニオイ対策に。
それぞれ「ええニオイや~」と思った香りは自分に役立つ精油だったりするんですね
なんだかね、最近「アレルギーでよかったな」と思うのです。いや、最中は終わりが見えない毎日がとってもツラかったですよ。
寝てても痒くて飛び起きたりしてたんですから。
起きたら血まみれになってるんですから。
見切り発車で始めた
脱ステのリバウンドなんて本当に涙が出ました。
でも
アレルギーだからこそ石けんやハーブや精油に出会って、合成のものを使わなくなったのがうれしいのです。
結果、家族にもいいことに繋がったのがうれしいのです。
よくなったからこそ言えることですが今ではそう思えます。

ダンナが出張のとき、車に石けんを取りに行くのがめんどくさくて
ホテルの石けんとシャンプーを使ったらそのあと頭皮も体もチリチリして痛くなったことがあったようです。
慌てて車に取りに戻って洗いなおしたら収まったとか。
私が石けんを作り始めたころは
「そんなめんどくさい石けんなんかいらん。俺の分は作らんといてくれ」とまで
言ってたのに今ではジムに行くのにも出張にもどこにでも持ち歩いています。
私の石けんは日本全国といくつかの国を旅しているんですよ~

「肩がピッカピカに光ってるで!つっるつるやで!」なんて喜んだりするので
未だにナイロンタオルで洗うし、石けん受けにお水いっぱい溜めるけど
その辺はもうあきらめて気持ちよく使ってもらうようにしています。

食べ物アレルギーは石けんでは治りませんので完全にトラブルなしというわけにはいきませんが
ある程度抑えられてる以上、(しかも少しずつ肌が強くなってきた気が)私はこれからもずっと石けんを作っていくでしょう。
もっと知識を深めて体調に耳を傾け、いろんなアイテムを使って家族が気持ちよく過ごせたらいいなぁと思っています。
最近ではデザインにも懲り、見た目にも楽しみたいと感じるようにもなりました。
回数作りたいから少量バッチでしょっちゅう作るようにしているぐらいです。

あ、イカン。書いてて泣けてきた。
とにかく手作り石鹸歴、もうすぐ6年目です♪
まだまだ新米ソーパーですがこれからもどうぞよろしくお願いします。
- 2012/12/14(金) 10:05:48|
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茨城には手作り石けん教室があんまりありません。
私が手作りし始めたときは1つも見つけられませんでした。

でもね。
アレルギーの人がいないわけじゃないんですよ。
肌トラブルに悩んでる人はいるんですよ。
手作り石けんの存在自体、知らない?
もしくは本当に興味ない?どっち?
知らないだけなら広めたい。
私が体験したこと、一人でも多くの人にも体験してもらいたい。
と、いうわけで、広まるまで限定で教室をすることにしました。
基本のマルセイユからいくつかのオイルを試して最終的に自分でレシピを組み立てることができるまで、が目標かな?
各々に合うオイル、オプションを一緒に見つけていけたらいいな。
ただウチはメイワクな犬、自営業でパンイチ男のダンナがしょっちゅういるので
基本、出張教室になりそうです。
そのかわり何名様からでも、どこへでも行くつもりです。

私、実は茨城に来る前、「先生」と呼ばれる職業に10年以上就いていました。
楽しかったこと、うまくいかなかったこと、いろいろありましたが
こちらの思いを伝えることのむずかしさを考えて躊躇するより、
まず茨城の人に石けんのよさを知ってもらいたい。
結局受け入れられないかも知れないけど無駄ではないよね。
ごくごく最近までこんなこと考えたことなかったのに、(いつもは日がな1日ぼーっとしてる)
誰かの役に立ちたいと思えたことがうれしいです。
手作り石けんに出会えてよかった、とまたまた思っちゃいました。

さて。ゆっくり、私らしく、やれるだけのことをやってみよう~
なにかアドバイスなどがあればお願いします。
ただ今準備中です…
- 2012/10/12(金) 09:03:55|
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私は茨城に住んでいます。
田舎だからか、石けんを作りたいと思ってお教室を探したとき近くに見つかりませんでした。
石けん作りをしている人も身近にいません。
材料や道具を買ったものの、手を付けられずにいました。
だって劇薬ですよ?
学校の科学の実験か、農家の人ぐらいしか使わない言葉ですよ?
その実験だってマジメにやってたかどうか疑わしいのに?(←エラソー?)
誰かに1回でもいいから教えてもらったほうがいいんじゃない?
そんなとき、ビジネスホテルに泊まる機会があり、いつもどおりシャワーにかかっていわゆるボディソープで体を洗い
そろそろ寝ようかというとき、体中が異様に痒くなりました。
もうとんでもない痒さです。
その夜はなかなか寝られず掻き毟って血まみれになっても掻いて掻いて、ようやく治まって疲れ切って
「帰ったら絶対石けん作る!」と決心して寝ました。
あれですね。
ホテルのお水って一旦タンクに溜めてるっていうじゃないですか。
それもダメだったんでしょうね。
とにかくそのおかげで石けんを作る決心がつきました。

ところで石けん教室が近所にない私は、ソーパーさんはみなさん知ってらっしゃると思いますが、
uki☆uki☆せっけんライフさんの「自分だけの石けんを作る本」をpdfファイルで配布していただきプリントアウトして紙がべろべろになるまで読みました。
こちらは薬学博士の方のサイトですが、素人の私でもわかりやすく解説されているのですごく参考になりました。
安全面はもちろん、オイルや脂肪酸の主な特性、ベースオイル、固さを持たせるオイル、泡立ちのためのオイル、それらのバランスを見て石けんを作ることが大事だということ。
ハーブの使い方、石けんの保存方法なども丁寧に説明されています。
アルカリ計算はこちらで配布していただいた石けんシュミレーションをずっと使っているし、
こちらで知ったマカダミアナッツオイルは
セカンドバッチから使ってて今でも常備オイルのひとつです。
次の石けんから肌適正などのバランスの数値も書きたいなーと思って質問したところ、お許しをいただいたのでご紹介させていただきました。
とりあえずもし、今から石けん作りをしてみようという方、こちらのサイトがまずおすすめです。
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- 2011/11/16(水) 00:21:26|
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今日、また新規で石けんのご注文をいただきました。
息子の小学校のときの同級生のお母さんです。
近くのコンビニで久しぶりに会ったのですが
、「毛穴がない!」「なに使ってるの?」となんだかハデに驚いてもらいました。
石けん作りをやってらっしゃる方はきっとみんな同じこと言われていると思います。
そういうとき、どんな風に言えばいいんでしょう?
私は未熟者ですのでそのたび、とても誇らしい気持ちになって
「今年40才ですが、ナニか?枝毛も1本もないよ」と自慢します。
とりあえず今日のところはサンプルを後日届けるという約束をして別れましたが、
いつまでも、今でも、うれしい気持ちでいっぱいです。
「それ、どうしたの?!」と驚かれるほどひどかったアレルギーをどうにかしたくて始めた石けんづくりですが、、
いつのまにか人よりお肌がキレイになってたなんて本当に作り始めてよかったです。
初めはダンナさんも「また奇妙なこと始めよった…」と思ったらしいのですが、
今ではなくてはならない存在になったようです。
どこかの宣伝ではありませんが、
「私が証明です!」あんまりうれしくってつい、記事にしちゃいました。えへへ♪

これからもどんどんキレイで健康な肌になりたいと思います。
あとは痩せる石けんさえ作れれば。と願うばかりです…

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- 2011/11/08(火) 00:43:26|
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